2016年8月25日木曜日

フルブライト壮行会 2016 脱藩の決起集会!

出発前に今回のスポンサーであるフルブライトの壮行会が米国大使公邸で行われた。


ホテルオオクラの真横に位置する豊かで荘厳な庭園と公邸が素晴らしいことはもちろんのこと、ご来賓のフルブライト大先輩方々をはじめ、ケネディ大使やゲストスピーカー、お世話になった先生方々の温かな人柄や感謝の念に満ち溢れた時間となった。


社費留学という道ではなく、自力でも留学をするという決意をしたのは、フルブライトのアプライを本格的に意識したときであったし、前年度のフルブライターとの勉強会に参加して、前進あるのみと悟ったときのことが思い出された。自身が土佐人であるため、脱藩の決意であり、そして次世代のリーダーとなるべくメンバー達の脱藩の決起集会である。

フルブライトの同期生達は驚くほど多様で深い研究や活動を行っている。
医療、公共政策、法律、ジャーナリズム、民族音楽、都市問題や庭園学、文学、MBAと多種多様な分野を専攻している。しかも皆、抜群なリーダーシップと互助の精神で真に立派な人物になるだろう将来がイメージできるメンバーである。自分もその仲間に入れていただけたことは一生の財産になることを確信した夜であり、また彼らをはじめ世界中のフルブライターに自身も貢献し、提供できうる能力を常に養い続けなければならないと留学への決意をあらたにした。
切磋琢磨、互助、架け橋、様々な言葉で表現することはできるかもしれないが、このフルブライターの責務のようなものは壮行会での高揚感と深い感謝の念、そしてお互いに応援する姿勢に触れれば、言葉ではなく肌で感じて、行動で示せと強く心を突き動かす。

「候補者の心の内に、行動の中にその人独自のフィロソフィーが見出だせるか、それが大事なポイントだ」と、事務局長は指摘する。まったくその通りだと思うし、あらためて襟を正された。



















何より、この夜に常に応援し続けてくれたパートナーと素晴らしい時を過ごすことができ、共に祝うことができたこと、そして感謝の気持ちを伝えられたことを心から嬉しく思う。

フルブライト奨学生としてのレポートは随時アップする予定だが、折りを見てフルブライトアプライのTIPSもご紹介してゆきたいと考えている。